海沿いの熱帯夜

長い長い夏休みがようやく終わり、今日から息子達は新学期です。

成長と共に手は掛からなくなってほんと楽になったなと感じる子育てですが

体と比例して食べる量、洗濯物の量、散らかす量も増える一方。

自分達で何か勝手に調理したりもするようにもなった上にやりっ放し。

帰ると山のような洗い物地獄が待っています。

そんなこんなで夏休み中の家はほとんどカオスでした。

 

ここ数日で急に涼しくなり、朝晩はクーラーを点けずとも過ごせるほどです。嬉しい。

蝉の声はいつしか鈴虫の鳴き声へと変わり、夕方の漂う空気もだんだんと秋めいてきました。

つい数日前までのあの暑さはどこへ行ったのか。と先日行ったキャンプのことを思い出します。

突然連休が取れると主人が言うので、夏休み最後の思い出作りにと急遽キャンプに行こうという事になりました。

当初は涼しさ求めに大分の久住高原へいく予定でしたが、私がいつもの雨女を発動してしまったようで当日の朝起きたら、行き先方面は夕方から雨の予報に。もう皆がっかりです。

けれどせっかくキャンプに向いた気持ちが捨てきれず雨の予報が無い地域へと行き先を変更しての続行となりました。近場での海沿いキャンプ。

途中雲行きが怪しくなりつつも、着いた時は晴れ。暑すぎるくらい。

高原での爽やかなキャンプを楽しみにしていた分、暑さにうんざりしつつも

サイトが木陰の場所だったのが少しだけ救いでした。



汗だくでの設営後は早い時間からバーベキューとお酒でダラダラ過ごします。最高。



小さい頃はそのへんにいる虫を捕まえるのに忙しかったのにな・・とスマホ見てる息子たちを見て少し寂しくなりました。

それでもキャンプは好きらしく、今でも喜んでついて来ます。

お肉だって焼いてくれます。焼き方も上手。



夕方涼しくなった頃に海沿いに向かうと、思った以上の解放感に感動しました。波待ちするたくさんのサーファーと波の音、海風に夕方の刹那。

その全ての景色が美しくて何時間でもぼーっとしていられそうな感覚でした。

やっぱりいつか海沿いで暮らしたい。と改めて感じた日でした。


次男はというと、たまらず服のまま海の中へ突入。

やるとは思ったけど、予想を裏切らないね。ほんと自由な人。

付き合ってくれない兄をしつこく誘いながらも一人夢中で波と遊んでいる姿が可笑しくて愛おしいなと思いました。

このあとポケットからは大量の砂が発掘されたのは言うまでもなく。




その夜はほんと蒸し暑くて、テントの中は寝苦しくてたまらず

夜中の一時頃に皆目が覚めてしまい、なかなか寝付けずにいました。外に出たほうが涼しくて、散歩に行ったりと時間を過ごしていましたが蚊の襲撃に耐えかねてテントに戻りました。

うちわの代わりにアルミの皿で子供達を仰ぎながら、ふと思い出した事がありました。

そういえば昔、同じく寝苦しい夜に祖母が私が寝付くまでずっとうちわで仰いでくれてたことがあったな…と、そんな思い出話を息子たちに話しながらゆっくりと仰いでいるうちに皆、静かに寝入っていきました。

たまには不便で不快な思いをした方がいい。そんな経験こそ日々に感謝できる心を作る良い機会だと思っています。

そうは言ってもやっぱり涼しい高原キャンプに行きたかったなとも思ったのも事実。


ただ、翌朝の海はその全てを払拭する美しさでした。

まだ誰も踏んでいない滑らかに光る砂浜。静かに満ちたり引いたりを繰り返す静かな波の音。ああ、来て良かった。ただただそう思える光景でした。


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